チチカカ湖に浮かぶウロス島を見学した後はタキーレ島を訪れました。
ウロス島からは45kmでモーターボートだと約3時間かかります。
この島には1600人のケチュア民族が生活をしていて
近年になって観光客向けの織物で
現金収入を得るようになったものの
長い間自給自足、物々交換の生活様式を
貫いてきたのだといっていました。
空の青と湖の青が、写真だとくすんでいるのが残念ですが
目が痛くなるほど真っ青でした。
それに標高が高いこともあり日差しがとても強いんです。
水面の跳ね返しもそれだけ強烈でした。
さて、今回の旅の友「地○の歩き方」には
~島に上陸すると岸に張り付いたような急な階段を
約500段30分ほど登りつめる~
と書いてあったので実はかなり緊張していたのですが
(やっぱり高山病の恐怖は拭いきれなかった)
今年から別のルートが新たに作られたみたいで
なだらかな坂道をのんびりと登ることが出来ました。
この島は「織物」や「編み物」が有名なのだそうです。
確かに島の頂上にある広場に面したお土産屋には
色とりどりのポンチョや帽子、敷物等が所狭しと並んでいました。
面白いのが、これらを編んでいるのがすべて男性だということ。
街中でも編み針を忙しそうに動かしている男性に何人も出会いました。
毛糸をよるのは女性の仕事で編むのは男性の仕事なのだそうです。
どれも彼らが日常で使っているものなので
観光客からするとちょっと使い勝手の悪いものが多かったのですが
旅の思い出に小さな敷物を買いました。
テーブルセンターに使えそうです。