邦題:
モーターサイクル・ダイアリーズ
原題:THE MOTORCYCLE DIARIES
原作:「モーターサイクル・ダイアリーズ」エルネスト・チェ・ゲバラ
製作総指揮:ロバート・レッドフォード
監督:ウォルター・サレス
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル 、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ 、
ミア・マエストロ 、メルセデス・モラーン 、ジャン・ピエール・ノエル
製作:2003年、アメリカ
ストーリー
1952年。23歳の医学生エルネストは、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに乗って南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。喘息もちなくせに恐れを知らないエルネストは、美しい茶褐色の瞳で出会うすべての人々を魅了する。そんな彼を支えるアルベルト。
冒険心、情熱的な魂、旅を愛する心でつながれた二人のゆるぎない友情。心をふれあったすべての人に、惜しみない愛を捧げた、エルネストの瞳に映る南米大陸の様々な風景。その記憶が彼の未来を変えた。
のちに親しみを込めて“チェ”と呼ばれ、世界中から愛される20世紀最大の美しきイコンとなったチェ・ゲバラ青年の真実の物語。
感想
かなりお奨めです。風景画像がきれいなので、ビデオになるのを待たずに、是非映画館でご覧ください。南米の広大な大地が余すところなく紹介されています。
チェゲバラといえば、キューバ革命の英雄で、今でも南米では圧倒的な人気を誇っています。この映画では「革命の英雄」になる前、まだ医学生だった頃の彼の様子が描かれています。厳しい南米の現実を目の当たりにし、世の中の不公平や不条理に苦悩する未来の英雄の姿がとても鮮明に描かれていました。英雄になくてはならない「カリスマ性」といったものも上手く演じられていたと思います。
ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルにかなり惚れました。
大学の友人もみんな眼がハートになっていました。
恥ずかしながらこの映画を見るまでは
彼のことを知らなかったのですが
私と同じ78年生まれの26歳(関係ないですね・・・)
世界的名匠、巨匠監督からもその実力を高く評価され
確かな実力と圧倒的な人気を兼ね備えた注目のラテン系若手俳優。
母国語のスペイン語ばかりでなく、
英語、イタリア語、フランス語も話せるのだとか。
これからが楽しみです。
ちなみに彼の出ている「BAD EDUCATION」が
(監督はかの有名なペドロ・アルモドバル)
現在公開されえいるので近いうちに見に行く予定です。