ウルグアイってパンが美味しくないんです。
ヨーロッパ系の人々が住んでいるのになぜ?と
不思議に思うのですが・・・。
フランスパンも固くて風味がないし
日本のようなふわふわの食パンもありません。
デニッシュはアイシングが甘すぎて食事にはならないし・・・・。
そんな中でドイツ人の友人から
美味しいドイツパンが手に入ると
ある一軒のパン屋さんを教えてもらったんです。
ドイツパンはオーストリア滞在中によく口にしていました。
穀物のぎっしりと入った風味豊かなパンです。
教えてもらった通りの場所に一軒の小さなパン屋。
看板には「Pan Aleman」(ドイツパン)の文字。
かなり胸を躍らせながら中に入りました。
「看板に書いてあるドイツパンをください」
こんな感じのパン・・・。
どうみてもフランスパンですよね?
「他の種類はありませんか?」
「ありません」
わざわざここまで来たのに
フランスパンで引き下がるわけにはいきません。
お店の奥の棚を見せてもらいました。
素人目で見てドイツパンっぽいのを見つけ
ちょっと心配でしたが購入。
ところが持ち帰るときにちょっとしたアクシデント。
袋に入れてもらってぶら下げて帰ったんですが
膝に当たったときに激痛が走ったんです。
このパン、とてつもなく固かったんですね。
買ったのがコチラのパン。
石のように固いパンでしたが
穀物がぎっしりと詰まった紛れもないドイツパン。
お店の人は何でフランスパンなんかを出したのでしょう・・・。
ドイツとフランスの発音ミスはないと思うのですが・・・。
いずれにしてもこの固いパンは
オーブンで焼いたらとても美味しくいただけました。
オーストリアにいた頃をふっと思い出しました。