先ほどNHKでトップランナーという番組を見ました。ゲストは現在インスブルックで活躍している、日本人初のオーストリア国家公認料理マイスターの神田真吾(29)さん。
このオーストリアのマイスター試験制度は世界的にも厳しい試験のひとつとして知られているそうです。番組でも紹介していましたが筆記試験は16科目。料理に関する知識以外にも経営学や従業員教育学などから出題されるそうです。
実技試験も厳しく日程は5日間にも及びます。実技では自分で料理をするのではなく、主にくじ引きで選ばれた助手に指示を出して、作らせなければいけないとのこと。マイスター、つまり「親方」になるための試験ですから、助手に対する指示の出し方や、立ち居振る舞いなども採点基準になるそうです。
原則として、試験を受けられるのは一生に1回。
一度でも落ちると二度と受けることができないそうです。
神田さんは今年いっぱいでオーストリアを後にして、
日本でオーストリア料理のお店を開く予定だそうです。
ドイツ料理ほどの知名度がないオーストリア料理。
有楽町の
ホイリゲンハウス(写真上)などが有名ですが
まだ、あまり浸透しているとはいえません。
マイスターの作るオーストリア料理が
日本でどのような反響を呼ぶのか関心があります。
以前お話したように私はオーストリアに住んでいたことがあります。
時々、あのときの味が懐かしくなるんですよね。
一時帰国のときにもし神田さんのレストランが出来ていたら
是非お邪魔したいなと思いました。
「宮廷料理人・神田真吾氏」については、
JTCジャパン・チロル・コーディネーションのホームページに
詳しいことが載っています。
またあの
「小泉内閣メールマガジン」にも寄稿していました。