先日、友人の結婚式に出席してきました。
新郎がウルグアイ人で新婦がブラジル人。
教会での式はやらずにRegistro Civilのみ。
このRegistro Civilが面白いんです。
日本だと区役所や市役所の
住民登録に関係する部署のみを取り出した感じ。
赤ちゃんの登録、亡くなった方の届出
そして、今回のような婚姻届もここに出すんです。
日本だと証人2人の署名をもらった婚姻届を
市役所に提出するだけでおしまいですよね?
でも、ウルグアイだとちょっと違うんです。
小さな個室が事務所の一角に設けてあって
新郎新婦それぞれ2人の証人を出します。
ウルグアイ国旗が掲げてある前で
まず新郎新婦が婚姻届にサインをし、その後に証人達がサイン。
日本のようにあらかじめ書いておくことは出来ないそうです。
そのあと、職員が立ち会って誓いの言葉を言います。
(職員が腰に巻いているのはウルグアイ国旗の一部)
「あなたは~を妻として迎えますか?」といった内容。
教会でよく耳にする言葉ですが宗教色は全くありません。
最後に婚姻証明書を職員から受取ります。
上の写真で新婦が手に持っている赤い表紙の小冊子です。
これで、二人は正式に夫婦となります。
ウルグアイでも大抵は教会で結婚式を挙げるのだそうです。
そして教会での式のほうが華やかではあるのですが
このRegistro Civilでの手続きにも
友人や親族が大勢集まるのだそうです。
今回は20人弱集まっていました。
ちなみにこのRegistro Civilは
教会での結婚式の前に済ませておかないといけないのだそうです。
加えて、2ヶ月前から予約をしないといけないとのこと。
この2ヶ月の期間中に二人の結婚に異議のある人は
届け出ることが出来るのだそうです。
日本のような電撃入籍は出来ないんですね。