エクアドルに帰省するまでに
どうしても買っておきたいものがありました。
それは、MATERAと呼ばれるマテ茶一式を入れて持ち運ぶ為の鞄。
同じ南米とはいえエクアドルにはマテ茶の習慣はありません。
今回の帰省でウルグアイ文化として紹介するのが狙いでした。
まずそれまでに揃えたマテ茶グッズのご紹介。
まずはテルモ。日本語で言えば水筒。
全体が皮で覆われているのがいかにもウルグアイ的。
これは主人が景品でもらってきたもの。
これが手に入ったときはまだマテ茶が飲めませんでした。
続いてマテ壺とボンビージャ。
ボンビージャとは茶漉しの付いた金属製のストロー。
これを買って見よう見まねマテ茶を飲んだのが1年以上前。
そのときはまずくて飲めませんでした。
マテ壺は我が家にある第二号。
マテ茶を飲めるようになってから
自分専用の一回り小さいものが欲しいと思い購入。
続いてマテのお茶葉を保存する入れ物。
筒状になっていて下の部分が回ります。
穴を合わせると茶葉が出てくる仕組み。
そのままマテ壺に茶葉を注ぎ入れられるのでとても便利。
あと、自分で茶葉のブレンドをする人にもお勧め。
こちらはマテスタンド。
マテ壺は瓢箪の中をくりぬいて作られているため底が丸くなっています。
持ち歩くにはこの丸みが丁度良いのですが
テーブルに置くと転がってしまうのでスタンドが必要。
大抵のスタンドは針金を曲げて作られています。
私のマテ壺にはあらかじめ足がついているので
本当はこういったスタンドは必要ないのですが。
車の中だとやっぱり心もとないので購入。
こちらも皮で来ていて金具のところには馬の模様が入っています。
そして最後にMATERA。マテバッグです。
これは本当に長い間探し回りました。
バッグそのものはあちらこちらで売っているのですが
私の欲しいタイプのがなかなかなくて。
こうやってふたを持ち上げるのが一番典型的。
最近ではジッパーの物も増えてきています。
私が一番こだわりたかったのが皮の厚さ。
計ってみたら5mmありました。
かなりしっかりとしたつくりです。
加えて何の加工もされていないヌメ皮というのも私のこだわり。
使いこめば使い込むほど綺麗なアメ色に変化します。
合皮や着色されたものが多い中で
ヌメ皮のマテラは探し回って見つけた宝物です。
これら一式をエクアドルに持ち込み皆さんにご紹介。
苦さがきついので苦手な人がほとんどでしたが
中には気に入ってくれた人も。
海外在住の皆様、是非ご協力下さい