最近めっきり寒くなってきました。
落ち葉も目立つようになってきたし
ウルグアイはいよいよ冬に突入です。
最近お世話になっているのが「ホカロン」
本当に便利ですよね。
実はこの「ホカロン」のおかげで
助けられたことが二回もあるんです。
今日はそのときのエピソードをご紹介。
一回目はオーストリアで。
インターに入学して間もないころ山登り遠足がありました。
入学したばかりなので知り合いもいないし、言葉も分からないしで、
子供心にかなりのプレシャーを抱きながら黙々と山を登っていました。
山小屋に到着し、食事を済ませ自由時間になって
部屋の隅で私が揉んでいたホカロンが注目の的になっていたんです。
「夜間は冷えるので防寒着を忘れずに」との連絡を受けて
母が気を利かせてリュックに入れておいてくれたものでした。
外の気温が10度を下回る寒さの中、お守りのように握り締めていたんです。
見た目は何の変哲もない袋なのに
揉むと暖かくなるので周りの子供たちは大騒ぎ。
身振り手振りで話しかけてくれ
気が付いたら皆の輪の中にいました。
その夜は寝袋に包まりながら眠りに付くまで
順番にホカロンを回して皆で暖をとったのでした。
旅行から戻ってからも学校の廊下ですれ違うと
「HOKARONの子だ!」と話しかけてくれ
友達になるきっかけを作ってくれたのでした。
そして二回目がここウルグアイで。
日ごとに寒くなってきたので
日本から持ってきたホカロンを職場に持参。
もともと冷え性なので暖房を入れていても指先が冷たくなるんです。
ここでも同じように注目の的になり
同じ悩みを抱える女性職員がデスクに続々と集まってきました。
その効果に皆が目を見張り「日本の技術はすばらしい!」とのお言葉。
「ウルグアイに代理店を開いてホカロンを輸入して!」
なんていう冗談とも取れないような発言まで飛び出しました。
日ごろ話すことのあまりない人たちとも
おしゃべりを楽しむことができ、楽しい時間でした。
ホカロンは体を温める以上に心を温める効果があるようです。