ウルグアイ人青年の日本見聞録はまだ続きます。
意外にも彼が驚いたのが日本語での挨拶。
挨拶は基本中の基本
「おはようございます」
「お元気ですか?」
等々はちゃんと使いこなせる彼。
でも彼の中身はやっぱりウルグアイ人。
ラテンアメリカ独特のフランクさから
あえて初対面の人でも年上の人でも
「おはよう!」「元気?」と声をかけたそうです。
ところが相手は折り目正しい日本人。
返ってきた返事は丁寧語だったそうです。
彼は近寄りがたい「壁」を作られたように感じたそうです。
日本人からすれば初対面で、
馴れ馴れしい言葉遣いをするのは失礼に当たります。
でも、ウルグアイでは積極的に親しみのある話し方をして
初対面の緊張感をほぐすのがいわば礼儀。
いつまでたっても丁寧語で話していると
「距離をおきたいのだな」と勘違いされてしまいます。
日本が年齢を軸にした縦社会であるのとは全く反対で
ウルグアイは年齢を全く無視した横社会
職場でも上下関係は会話の上ではあまり意識されません。
こう考えると言葉って本当に奥が深い!
曽於のこと画を話している国の国民性まで理解しないと
正しくは話せないんですね・・・・