10月上旬にマカオを旅行していた兄が
現地から送ってくれた絵葉書がやっと届きました。
決してキレイな字ではないですが、味わいのある懐かしい字。
写真は世界遺産のセナード広場。
裏には切手好きの兄らしく二枚の切手が
重ならないように丁寧に貼られていました。
一枚目には「中国的偉大發命・暦法」
「Grandes Invencoes da China・Calendario」と書かれ
古代の中国人の男性が暦を眺めている絵。
マカオはもともとポルトガル領。
切手の表記も中国語とポルトガル語なんですね。
それにしても暦法の発見が中国だとは知りませんでした。
二枚目の切手は本好きの兄らしく
「澳門中央図書館」「Biblioteca Central de Macau」の切手。
図書館らしい建物の絵が描かれています。
インターネットで世界中どこへでも
メールが送れることは全く不思議に感じないのに
一枚の絵葉書がマカオからウルグアイに届いたことは
何だかとても不思議で愛おしくって・・・・
「よく頑張って来たね」と思わず言ってしまいました。
何でもメールに頼ってしまっている今こそ
手紙とかハガキのありがたさが分かりますよね。
特に旅行中の便りは心に残ります。
送り主の文字や文章を味わうのはもちろんですが
送り主がどんな場所でどんな気持ちで書いたのか、とか
絵葉書に写っている珍しい風景や貼ってある切手など。
メールではとても伝えきれない「温かみ」があるんですよね。
私も久しぶりに手紙を書きたくなりました。