旅行をする時の楽しみの一つに
現地の交通機関を利用することが挙げられると思います。
現地の人たちに混ざって座っていると
なんだか自分の旅行がレベルアップしたように感じませんか?
交通機関ってその国のお国柄が現れると思います。
なので今日はウルグアイの交通機関について。
日本とはかなり違うので長くなりそうです。
2回ぐらいに分けて書くことにしましょう。
モンテビデオ市民の足になっているのはなんといってもバス。
市内を走っている交通機関がバスだけなので選択肢がないのです。
でも、かなりの量ですよ。
モンテビデオのようなコンパクトな都市に似合わず200本以上。
バスさえ使いこなせれば、市内はどこでも不自由なく行けます。
でも、このバスがなかなかのクセモノ。
まず時刻表がないんですね。
ある程度のゆとりを持って出ないと遅れてしまう可能性があります。
でも、どうせ遅れてもここは南米。誰も咎めることはありません。
「○○駅において急病人が発生したため、
予定時刻より2分遅れで運行しております。
お急ぎのところお客様には大変ご迷惑を・・・・・」
なんてアナウンスをしているどこかの国とは大違いです。
ましてや学生の頃、遅刻を正当化する手段だった
「遅延届」なんてこの国には存在しません。
話を戻しましょう・・・。
バスに乗ったら乗ったでうかうかしていられません。
運転手はたいていヤクザです。
・・・・・と言うのはウソですが、皆さんサングラスをしているんです。
南半球に位置するウルグアイでは今は夏なんです。
日除けなんていうシャレたものはついていないので皆さんサングラス。
たいていがジーンズにシャツ。
一応襟のあるものを着ている人が多いです。
次にそのサングラスをかけた運転手さんにお金を脅されます。
・・・・・と言うのもウソですが、運賃は直接運転手さんに支払うんです。
日本のようにお金を入れたら自動的におつりが出てくる機械は
まだ導入されていないので、運転手さんかあるいは車掌さんに直接支払います。
ちなみに運賃は距離に関係なく一律で13.5ペソ。60円しないくらいです。
運転手さん(車掌さん)はおつりがすぐに払える工夫をしています。
小銭は、各種類ごとに分けられるトレイに並べて、
紙幣は縦に折り曲げて、指と指の間に挟んでいるんです。
使うのは5ペソ、10ペソ、20ペソの紙幣が多いので
皆さん種類ごとに挟む位置を分けるなどしています。
第一回目はこれくらいにしておきましょう・・・。