私が初めて手に入れた香水は
イブサンローランの『PARIS』でした。
確か小学校6年生か中学校1年生のとき。
大した「おませさん」ですよね。
年齢からしてきっと親に買ってもらったんだと思うのですが
ちょっとこの辺の記憶があいまいです。
買った当時はイブサンローランというメーカーのことは
何も知りませんでした。
確かテスターをお店でもらって
一目惚れならぬ一嗅ぎ惚れをしたんだったと思います。
でも、思い返してみると
ローティーンがつけこなせるような香りじゃないんですよね。
大抵のティーンは「柑橘系」か
一時期流行った「シャボン玉系」から
香水の門を叩くのですが・・・・。
思い出に浸るのはこれくらいにして
香りの説明をしましょう。
この香水は1983年に発売されました。
パリの町並みをイメージして作られたのだそうです。
香りの分類は「フローラルフローラル」。
ローズを主体に232種類の香りを調合しています。
調香師はエタニティやトレゾアを手掛けた、ソフィア・グロスマン。
実は彼女が手がけた上記2つの香水も私のお気に入りなんです。
最近まで知らなかったのですが、同じ人が調香していたんですね。
トップ、ミドル、ラストの明確な区別がなくて、
つけたときの香りを持続させるのが
彼女の作り出す香りの特徴であると書いてありました
確かに『PARIS』もローズの甘美な香りがいつまでも漂います。
ローズを使った香水は本当に沢山ありますが、
ローズ本来の香りを上手に引き出しているといったら
間違いなくこのイブサンローランの『PARIS』でしょう。
みなさんの初めて買った香水って何ですか?