驚きました。
以前紹介したバスの中で出会える物売りの件で、
「詩人系」「食料系」「雑貨系」以外の人がいたのです。
今日初めて出会いました。
名付けるなら彼は「浪曲系」
10才位の少年がバスに乗ってきて
いきなり歌い始めたんです。
聞き取るのがかなり大変だったのですが
どうやら彼は自分の人生を歌っていたようです。
彼以外に家族には子供が3人。
お母さんは亡くなっていて
お父さんは失業中。いかにもって感じでしょう?
バス停3つ分くらいず~っと調子っぱずれに歌っていました。
語りのような、歌のような
なんともいえないリズムでした。
ギターあったら少しは格好がついたのだろうけど・・・。
終わったら拍手喝さい、と言うわけには行きませんでしたが
パチパチパチと聞こえました。
それにしても自分の声で商売をするなんて
なんてたくましい子供でしょう。