ウルグアイの独立記念日の続きです。
18時に大学の授業を終えて帰宅し夫婦揃って外出しました。
セントロ(中心地)に向かうためにバスに乗ったのですが
やはりいつもと雰囲気が違いました。
皆さんきれいに着飾って何となく嬉しそう。
滅多に見ることのない
毛皮のコートを羽織っている人も何人か見かけました。
私達の最初の目的地はマトリス教会。
200年の歴史を誇るウルグアイで一番古い教会です。
旧市街の中心に位置する同教会のコンサートを聴きに行きました。
入場料無料ということもあってか
私達が着いたときにはもう満員でした。
仕方がないので後ろのほうから聖歌隊の合唱を楽しみました。
写真に写っているのが地元の合唱団。
ウルグアイの国旗と同じ色の水色のショールをまとっています。
実はこの日のためにわざわざハンガリーからも
合唱団を招待していました。
聖歌隊の合唱を聞きながら夫婦で話したのが
この雰囲気がまるで「クリスマス」か
「大晦日」のようだということでした。
ご存知のようにウルグアイは南半球に位置しているので
ヨーロッパ諸国とは季節が逆になります。
クリスマスも大晦日も真夏になってしまうんですね。
あの独特の「厳かな」雰囲気は
真夏のウルグアイでは味わえないんです。
もしかしたら、祖先の故郷である
ヨーロッパ諸国の「冬の一大イベント」に対する憧れのようなものが
このイベントを作り上げたのかもしれません。