大学の友人のblog「La Casa Hitoko」の
。幸せってなんだろう で
2005年1月24日号の
AERAを取り上げていました。
この号のメインテーマは・・・・
格差
地方出身女は損
名門公立高を出ても、東京出身者との格差はあらゆる場面で
内容は地方出身女性と東京出身女性の比較。
両者が東京で生活する際に生じる格差が焦点。
進学・就職・結婚・育児と人生のあらゆる場面において
東京出身者の方が有利であると述べられていたそうです。
地方出身女性は・・・・
進学:予備校が少なく入試情報も不足している。
就職:雇用が少ない。東京での就職に親が反対する。
結婚:親からの結婚に対するプレッシャーが強い。
育児:親に頼ることが出来ない。
東京出身女性は・・・・
進学:豊富な予備校。選択肢の広い学校選び。
就職:豊富な雇用。生活費の負担少ない。
結婚:「負け犬」人生を謳歌できる環境
育児:親に預けて仕事を継続。キャリアアップ。
こう見てみると確かに東京出身女性のほうが有利に思えます。
でもしかし本当にそうなのでしょうか?
彼女は青森出身の「地方出身者」。
記事の中で下のようなコメントをしています。
人生の勝ち負けって何?
その人が幸せだなって思えればそれでいいじゃん。
私も彼女の考えに賛成。
私は彼女とは逆の立場の東京出身者。
しかも東京・地方ともに願望者の多かったとされる「帰国子女」。
確かに恵まれていると感じたことは多かったですけど
どうしても「根無し草感」が拭いきれません。
大学のときは年末年始やお盆に
地元に帰っていく友人が羨ましかったです。
東京出身といっても何度も引越しをしているので
いわゆる「地元」が私にはないんです。
成人式も出席することはありませんでした。
帰国子女だって、今でこそ羨ましがられていますけど
行った本人は大変なカルチャーショックを経験します。
そしてやっとなじんだと思ったら今度は帰国。
今度は日本でのカルチャーショックが待っています。
最近「Uターン」や「Iターン」就職が注目されて
都会人が地方の良さを再評価し始めていると思っていたのですが
まだまだこのような格差を取り上げる風潮が残っていたんですね。