以前
「もったいない」の国際化?でご紹介した
ワンガリ・マータイさん。
彼女はアフリカ女性として初の
ノーベル平和賞を受賞した環境保護運動家であると共に、
ケニア副環境相でもあります。
彼女は限られた資源を大切に使うという意味を表す言葉として、日本語の
「MOTTAINAI(もったいない)」の持つ精神を提唱しています。
7月19日にマンデラ氏の誕生日を祝う講演会でも
クリントン前米大統領ら約1,000人の招待者に対して
「アフリカの発展と民主化へ向けた夢」を語ると共に、
日本の
「もったいない(MOTTAINAI)」の精神を紹介ました。
(上の写真はそのときのものです。)
彼女のこの活動に日本から強力な助っ人が登場。
伊藤忠商事がこのキャンペーンに協力し
「MOTTAINAI」を世界初の
循環社会型環境ブランドとして展開すると発表したんです。
(詳しくは同社の
ホームページで)
このキャンペーンに賛同する企業に
「MOTTAINAI」のロゴマークを提供。
その使用料の一部をマータイさんが進める
アフリカでの「グリーンベルト運動」に寄付するそうです。
伊藤忠はこれまでに、様々なブランド商品化や、
ライセンスビジネスに取り組んできたノウハウを最大限生かし、
今回の『MOTTAINAI』キャンペーンが地球規模で取り組まれることを視野に入れ、
『MOTTAINAI』事務局と協力し、環境への配慮を基準とした商品、
再使用可能な商品、再利用を企画基準とした商品など
3Rの理念を基に企画された商品化を行う
<3R>
ごみを減らす「リデュース」、
限られた資源を有効に使う「リユース」、
資源を再利用する「リサイクル」
(伊藤忠HPより抜粋)
この
「もったいない」の言葉を生んだ母国として
この言葉の持つ精神を世界各国に伝えていってもらいたいと思います。