いよいよクリスマスが近付いてきました。
この時期の親御さんを悩ませるのがサンタクロースの存在。
好奇心旺盛な子供たちの質問攻めに
あたふたしている方も多いのでは?
子供たちにとっては誕生日に告ぐビッグイベント。
24日の夜は何としてもサンタさんを見ようと粘るのですが
「夜更かしする子のところにサンタさんは来ませんよ」と
ベッドに追いやられてしまうのが日本ではないでしょうか?
ところがここウルグアイではちょっと事情が異なります。
国民全体的に夜行性である上に
南半球に位置するため今は夏の真っ盛り。
日が沈むのは9時近くなんです。
こうなるとサンタさんはなかなか登場できません。
そこで考え出されたのが真夜中の花火。
深夜12時になると各家庭で予め購入した打ち上げ花火を
海岸や公園などで一斉に上げるのだそうです。
この時間になると大体お父さんが子供を連れて外に繰り出します。
お母さんは夕飯の片づけがあるからと家に残り
サンタさんをおうちに迎え入れるわけです(苦笑)
真夏のウルグアイならではですよね。
ところが今年のクリスマスはちょっと勝手が違うようです。
昨日の新聞にこの「花火」に対して
消防署が難色を示しているとのこと。
火事の危険があるので辞めてもらいたいと。
実際にマルドナドという県では
中止の方向で話し合いが進められている模様。
ここモンテビデオでもどうなることやら・・・。
親御さんの心配が募りそうですね。
ちなみに今我が家には主人の両親が
エクアドルから遊びに来ていて、
クリスマスはモンテビデオから車で二時間ほどの
エスタンシアで過ごす予定。
イブ当日の花火を確認することが出来ないのが残念です。