ちょっと面白い料理番組以外にも
奇妙な料理番組がありました。
日本でも一時期「セイシュンの食卓」が
ブームになりましたが、こっちのはそんなレベルじゃない。
何と料理番組が一つのメロドラマになっているんです。
主人公は主婦とそのダンナ。ダンナは外科の医者です。
私が見た回ではアップルパイを作っていました。
どうやら二人の記念日らしく、主人公の主婦は
黒いカクテルドレスを着ながら台所に立っています。
(この設定自身が絶対ありえないのですが)
そこに聴診器を首からぶら下げて
白衣を着たままのダンナが帰ってくる。
早速彼女は料理の説明をしながら、手際よく作っていきます。
相当アツアツな夫婦という設定らしく
料理をする彼女をダンナが抱きしめたり
お互いに「ア~ン」って味見をしあったりと忙しい。
料理が出来上がってさぁ食べようというときに
ダンナのポケベル(まだあったんだ!)が鳴ります。
「あ!緊急のオペだって!!」
二人はしばらく見つめ合います。
・・・・・・「見なかったことにしよう!!」
ダンナはポケベルの電源をOFFにします。
そのまま二人は抱き合って
ソファーになだれ込んで番組はおしまい。
こんな料理番組日本では絶対にありえない!!