地元の週刊誌にこんな写真が掲載されていました。
そうです、ご存知のとおり日本の麻生外務大臣。
この写真は東京で開催された
COOL BIZ関連のファッションショーの時のもの。
記事では日本のCOOL BIZの取り組みを紹介しつつ
一国の大臣がファッションショーでモデルをするという
日本の着眼点の面白さに注目していました
ウルグアイ人にとっては政府の要人と
ファッションショーという組み合わせが新鮮だったらしく
実際にウルグアイの大臣の名前を何人か挙げて
「彼らがファッションショーに出ることは
まずありえないだろう」と結んでいました
かく言うウルグアイも今は省エネ対策に奮闘中。
エネルギーの9割以上を水力発電に頼っている
この国ではここ数ヶ月の雨不足で
ダムの水位が下がり続け
政府は大胆な省エネ策に出ました。
例えば、商店の電気を5割削減するというもの。
お陰でショッピングセンター内は旧ソ連のような暗さ。
ショーウィンドーからは明かりが消え
レジ付近だけ心もとない明かりに照らされています。
昇りのエレベーターが動いている横で
止まってしまった下りのエレベーターを人々は歩いて降りています。
日本なら出来るだけお客さんに影響が及ばないような
節電方法を考え出しそうなものですが
この国は本当に分かりやすい。
しっかりと目に見える形で「5割減」を実施しています。
痛みを分かち合うといえば響きはいいのですが・・・。
ちなみにこの「5割減」、実施していないお店を見つけたら
もれなく電力会社に「密告」することができ、
実際に節電していないことがバレると指導を受けるとか。
なかなかシビアなシステムを作り上げたものです。
ファッションショーなんていう浮いた話は
こちらでは通用しないみたいです。