さて、日本での語学研修も
無事に終えたウルグアイ青年は帰国する前日に
お世話になったコーディネータ役の
日本人女性にウルグアイのお土産を渡しに行ったのだそうです。
彼女の職場を訪れて彼はビックリ!
いわゆる大部屋の職場だったんですね。
ウルグアイではそんなに規模の大きい会社はないので
大抵の場合は個室、あるいはパーテーションを使って
数人でシェアするタイプが多いんです。
それでも彼は健気に
大勢の職員の中から彼女の顔を探し出し
デスクまで行ってプレゼントを渡したのだそうです。
ところが彼が日本語で一生懸命感謝の気持ちを述べて
プレゼントを差し出している間に
回りの職員から注目の的になってしまったとか。
もともと恥ずかしがり屋の彼、かなり焦ったそうです。
でもなぜそんなに注目されたのが分からなかったみたい。
でも皆さんならお気づきなのでは・・・・
大部屋の場合、個人のデスク周りではあまりおしゃべりはせず
来客のあった場合は会議室などで話すのが普通。
静まりかえったオフィスに彼の日本語が響き
しかもプレゼントまで渡していたら目立って当然。
変な勘違いまでされかねない状況ですよね。
説明したら彼は非常に納得した様子で
「そういえば少し離れた場所に応接セットがあった」と。
あそこで話せばよかったんだ!と悔やんでいました(苦笑)