こちらは今日出勤途中に見かけた風景。
一風変わっていることに気付きましたか?
こちらは職場の目の前にあるオベリスコの土台部部。
赤いリボンがあちらこちらに結んであります。
これは近くの病院前に植えられていた街路樹の幹。
もうお分かりですね。今日12月1日は「世界エイズデー」
(ちなみにこの病院はエイズ感染者の受け入れをしています)
今日のgoogleはこんな感じでしたね。
皆さんご覧になりましたか?
この「世界エイズデー」の提唱者はWHO(世界保健機構)です。
1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と
患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、
12月1日を
“World AIDS Day“ (世界エイズデー)と定め、
エイズに関する啓発活動等の実施を提唱したのが始まり。
1996年より、WHOに代わって、UNAIDS(国連合同エイズ計画)が
この活動を継承しています。
このUNAIDの
サイトからウルグアイの実情をご紹介。
比較したほうが分かりやすいので日本と比べてみました。
データはいずれも2005年時点のものです。
感染者数からすれば日本のほうが圧倒的に多いですが
人口との比率を見るとウルグアイが日本の
約5倍。
しかも日本の感染者が成人であるのに対し
ウルグアイでは
15歳以下の子供の感染者が100人近く。
実はこれこそがウルグアイの抱える問題で
最近若者たちの間にマリファナが広まりつつあり
それと同時並行的にエイズ感染者数も増加しているんです。
陽性率が1%を超えるグアテマラやホンジュラス
あるいはラ米におけるHIV感染者の3分の1を抱え込んでいる
ブラジルなどに比べたらまださほど厳しい状況ではありませんが
エイズの問題は貧困層の拡大や性教育の遅れといった
複数の問題と複雑に入り組んでおり一筋縄ではいかないのが現状。
ウルグアイでも一刻も早い対策が求められています。