先日、元職場の同僚数人が集まって
内輪の送別会を開いてくれました。
集まってくれたのは私と同じようにインターンをしている
スペイン人3人、コロンビア人1人
それにローカルスタッフのウルグアイ人3人。
スナックをつまみながら楽しくおしゃべり。
働いたのはたったの一年間でしたが
この一年間のおかげでウルグアイのことを
よりよく知ることが出来ましたし
ウルグアイ人の懐の深さを感じることも出来ました。
何よりもウルグアイの子供たちが置かれている現状を
間近に見ることができ、とても勉強になりました。
しばらくしたら何とサプライズのプレゼント。
包みを開けたら出てきたのは可愛らしいアルバム。
中には職場での一年間で撮った写真がぎっしり。
めくるたびにその時のことが思い出され
何だかとっても温かい気持ちになりました。
最後のページにはみんなからの寄せ書き。
力強い励ましのメッセージや
別れを惜しんでくれる言葉に目を通しながら
胸が熱くなってしまいました。
帰国までの日にちも片手で数えられるようになり
「お礼まわり」が急ピッチで進んでいます。
この3年間親しくしてくれたウルグアイの友人たちに
感謝の気持ちを伝えつつお別れをしてまわっています。
そんな中でどうしても行っておきたかったのが
コチラのパスタ屋さん。
ホテル暮らしになってからも何度か足を運び
手作りのラビオリを買い求めていました。
週末を利用して夫婦揃ってお店に行ってみると長蛇の列。
いつの間にか従業員も増えていてお店はものすごい繁盛振り。
でも、私たちの顔を見たらわざわざ挨拶しに
カウンターに出てきてくれました。
「そろそろ帰国の時期なんじゃない?」
「そうなの。実は来週には戻ることになっていて・・・お別れの挨拶に来たの」
「まぁ、そうだったの。皆を呼んでくるからちょっと待ってって」
ここはイタリア系移民の子孫に当たる二組の兄弟が始めたお店。
開店当時はこの4人しかいなかったのに
気が付いたらずい分大きく成長していました。
それぞれが小麦粉のついた手や、レジさばきの手を休めて
順番にカウンター越しにお別れのハグをしてほっぺにチュ!
最後に購入したのがコチラのパスタ。
お気に入りのCapresseのラビオリに
バジルがたっぷりのジェノベーゼソースをかけて頂きました。
本当に美味しかった!
最後に彼らにお礼のメッセージ。
実はこのブログを見てくれているんです(日本語は文字化けしちゃうけど・・・)
Mis amigos del Il Duomo
Muchas gracias por su amistad durante todos estos años.
Realmente fue un placer haberlos conocido.
Es la gente como ustedes la que hizo de mi estancia en Uruguay algo muy especial y valioso. Me han mostrado un aspecto diferente al Uruguay que conocía.
Mucha suerte con su trabajo!
ウルグアイで迎える最後の週末になりました。
3年間乗っていた車も売却してしまったので
この2日間は夫婦で散歩を楽しみました。
秋風を感じさせるものの天候には恵まれ散歩日和の2日間でした。
車だったら気付かずに通り過ぎてしまう街角に
実は隠れた名店が佇んでいたりします。
帰国を控える今になってそんな名店を見つけてしまいました。
オープンしてまだ2週間というこのケーキ屋さん。
こじんまりとした店内には色とりどりのプチガトーがずらり。
華やかさはないものの、手作りならではの可愛らしさ。
ガラスケースに並んでいた5種類をそれぞれ一つずつ購入。
お会計をしながら話していたらパティシエはドイツの出身とのこと。
そのとき目に入ったのがガラスケースの端にあったとあるお菓子。
ウルグアイ風のオーストリア菓子「Apfelstrudel」や
正真正銘のApfelstrudelでもご紹介した「Apfelstrudel」。
ドイツ人のパティシエなら間違いないかもしれない。
急いで追加注文してホテルに持ち帰りました。
そしてお味は?
帰国までの日にちがどんどん減っていく中で
どうしてもしておきたかったのが「乗馬」
こちらのブログでも何度かご紹介しましたね・・・・
ウルグアイに来てから夫婦揃って始めたのですが
しっかりとハマってしまいました。
乗馬とはいっても競技会用の洒落たものではありません。
エスタンシアと呼ばれる観光牧場のようなところに宿泊して
ガウチョ(南米版カウボーイ)とともに見渡す限りの平原を
ただひたすら走るという素朴なもの。
始めは馬にまたがるのさえおっかなびっくりでしたが
3年間も通っていたら体が慣れてくるものです。
特に習ったりはしませんでしたが
それなりに馬を走らせることが出来るように。
そうなると本当に病み付き!
風を切って走る爽快さは何にも代えがたいんです。
日本では馬に乗る機会なんてまずないでしょうから
今日で取りあえずは「乗りおさめ」
日本に戻ったら懐かしく思い出すんだろうな・・・・
久しぶりの乗馬だったのでただいま全身筋肉痛(苦笑)
帰国の日までには治っていると良いのですが・・・